親父さま追放事件の経緯は、脚本いい感じに書き込んであったし役者さんはみなさん上手だったしで、あたしは満足いたしました。信虎氏の焦燥感とか孤独とか、ばしばし伝わってまいりましたよ。なんぼタフなあのおっさんでもあれはキツイ。しかし、時代劇はやっぱこういう人らがやってくれると安心して見てられる・・・。
あと弟くんの信繁さんね。作中でも言ってたですが、あの子もずっとしんどかったんだね。親父さまに目をかけられてて、そんで跡継ぎになったところで親父さまの影響なしには家を率いていけないこともわかってたんだろうし。親父さまを大事に思ってないわけではないだろうけど、晴信さんが例の計画を決行しようとしたとき「ああ、これでようやく自由になれる」くらいの気持ちはあったんでないかと、あたしは思うんですが。あー、なんかうまく言えないな。
とにかく武田さんちのきょうだい二人を見てたとき、頭の中に浮かんだのがNARUTOに出てくる日向さんちのヒナタさんとハナビちゃんの姉妹。状況設定いろいろ違うけど、煙たがられる一番上と目をかけられてる二番目というのが類似点。
まあ晴信さんは実は優秀選手で、親父さまはそれを恐れてるってあたりヒナタとは違うけど。ハナビちゃんと信繁さんはあたしの中ではイメージ結構近いです。ハナビちゃんも、本当は親父さまの評価がいろいろ重荷で、姉さんのヒナタにも負い目のようなものを感じているのではないかとね。
難しいきょうだいたち。
まあ、総じて言えば出来の良い回だったとゆうことです(結局そんだけかい)。
しかし山本さんのことにあんまし触れてないあたり、誰を目当てに見ているのかだんだん自分でもわからんくなってきた。
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